タイ移住で後悔しない為に。仕事やビザや学校など確認していく。
バンコク移住を検討していますが、仕事や生活費の目安、滞在ビザ、小学校、物件など気になることが山ほどあります。40代でのタイ移住、絶対に後悔はしたくないですから。
調べた内容を整理し同じように検討中の方の」参考になればと思います。
仕事は日本企業との海外リモートワークを前提に考える。
滞在ビザはタイランドエリートビザを取得。
バンコク日本人小学校に通学する。
タイ移住で後悔しないために。40代の就職や滞在ビザ、小学校情報や住宅など順番にチェック
一番気になる仕事や就職情報と、取得するビザの種類、子供の小学校やペットokのマンションなど気になる点がたくさんありますが、順番に見ていきたいと思います。
学校:バンコク日本人小学校
タイ国内には、バンコクとシラチャの2か所、日本人学校がありますが、シラチャ校はパタヤに近いエリアなので、ほとんどの方はバンコク校での検討になるかと思います。
バンコク日本人小学校の場所
アソークやトンローなど都心部で日本人が多く住んでいるエリアからは北にあります。通学はスクールバス。以下のmapをご参考まで。
バンコク日本人学校の学費
初年度は、ざっくり100万円ちょっとかかります。私立なのでこれくらいですかね。他の国の日本人学校もだいたい同じくらいです。
・入学金 160,000バーツ【557,559円】
・1学期(4月~8月)58,400バーツ
・2学期(9月~12月)58,400バーツ
・3学期(1月~3月)29,200バーツ
・1~3学期合計:146,000バーツ/年 【508,541円】
※1バーツ:3.48円で換算してます。
入学に必要なビザについて
入学手続きには当然長期の滞在ビザが必要になります。入学する多くの方は、日本からの駐在員か現地採用で就労ビザを取得していると思いますが、学校の就学規定を見ると「ツーリストビザ以外」が必要とあるので、タイランドエリートビザでも入学は可能です。学校側にビザについて問い合わせてみましたが、エリートビザでも可能との回答をいただきました。※2021.04時点
仕事はタイランドエリートビザを取得して(家族3人で400万円弱と高額ですが)日本の会社とのリモートワークをバンコクで行う方向で考えています。
※就学規定:
第2章 入学・編入学要件および在籍要件
第3条 本校に入学・編入学する場合、以下の要件を満たさなければならない。また、児童生徒の本校在籍中も同様とする。
(1) 児童生徒本人が、日本国籍を有すること。または日本国籍に準じると学校理事会が認めること。
(2) 児童生徒本人および保護者が、ツーリストビザ以外でタイ国に適法に滞在していること。 https://www.tjas.ac.th/unei
スクールバスについて
あと、上記の学費以外にも、実は必要な費用として「小学校通学のスクールバス代」があり高めです。徒歩で通学というわけにはいかないですので必須です。ちなみにそのスクールバスは「モントリ―社」という民間のバス会社に委託しているようですが、金額がバス会社のサイトに見当たらずでした。(バス会社:MONTRI : Safe & Reliable)
色々検索していると「1ヶ月 8,500バーツ(3万円弱)」と書かれていたので、ざっくり月3万円ほどはバス代がかかると思っておけばよいようです。
小学校のスクールバスは送迎エリアが以下に決まっているので、必然的に住むエリアは限定されます。日本人が多いエリアですね。(家賃は当然高め)
主なバスの送迎エリアは・・
プロンポン・トンロー・エカマイを中心としたスクンビットエリアが(ソイ 1からソイ 63 付近までの奇数・偶数ソイ)になっています。
日本人が元々多かったので送迎エリアが決まったのかと思いますが、そのエリアに駐在員の方たちは集中するのでさらに増える、、という連鎖なのかと思います。トンローあたりは日本人だらけのマンションも多くあるみたいです。
仕事:現地採用・駐在員・海外リモートワーク
先に書いた小学校入学には、長期滞在ビザが必要です。一般的な流れである「就労ビザ(ワークパーミット)」を取る選択肢は2つです。
・日本から駐在員としてタイに赴任する
・地元タイの企業や日系企業などに現地採用
タイの現地採用について
英語が堪能なわけではないので駐在員は諦めましたが、給料や家賃補助など待遇が全然駐在員のほうが良いので、可能な方は駐在を狙っていったほうがいいと思います。
「英語はあまり使わず、マーケ関連の求人」がないか、いくつかのサイトで探し、エージェントにも相談してみましたが、募集はとても少ないです。エンジニアや開発のPMはまだ募集はありそうですが。ちなみに参考にした就職サイトは以下など。他にもリクルートエージェントなどもありますのでいくつか見てみるといいかと思います。
また、見つかった場合も、給与水準は、5万~10万バーツが相場です。月に30万円前後。タイで1人暮らしなら余裕かと思いますが家族との生活を考えると結構きびしいレベルです。
一応、英語不問の求人もありますが、(雑誌の編集とか)だいたい月5万バーツとか、なかなか厳しい。日本人の法定最低賃金は5万バーツのようです。バンコク都心部の家賃はかなり高額なので「家賃+学費+光熱費」で終了、といった感じでした。
バンコクに住み日本の会社とリモートワーク
タイランドエリートビザを取得して、バンコクに滞在しながら、日本の会社とリモートワークで仕事をする。という選択肢が現状では一番現実的かと思い具体的に探しています。コロナ禍でリモートワークが進み本業・副業ともにほぼ100%リモートなのでどうにかなりそうな気はしていますが、一体どうなるか、検討中です。
住宅:バンコク都心のペットOK物件
ペット可な物件を不動産サイトでいくつか見つけました。一応予算として考えていた10万円前後(3万バーツ台)でも意外とありました。築は古かったりしますが。
トンロー駅15分 (1bed 34500THB)
PR Court(ピーアール コート)|バンコクのお部屋探しは仲介手数料無料のディアライフにおまかせ。
1つ目、この「PR court」は、日本人が多いエリアのど真ん中で、トンロー駅から15分くらいのところで、料金は1ベッドルーム(77平米~)34,500B〜とのこと。
ざっくり10万円くらい。2015年築で古くなく場所を考えると結構ねらい目なのかなと思いました。
トンロー駅10分 (2bed 35000THB)
The Kaze 34 (ザ カゼ34) - タイバンコク不動産(賃貸)nayoo
もう一軒は、トンロー駅10分の物件。少し駅近になりそうなものの、やや狭いので、もしここなら2ベットで35,000B~の部屋を検討したいところ。
・1ベッドルーム 42~46平米 28,000B~31,500B
・2ベッドルーム 50平米 35,000B~
生活費:バンコクの1ヶ月間の生活費を試算
上で書いてきた条件で移住する場合、タイでの生活費はだいたいどれくらいかかるのか書き出してみました。(転職エージェントの担当者からヒアリングした一般的な内容で保険料などは反映しています)
・35,000THB 家賃
・2,000THB 水道・光熱費
・3,000THB 通信費
・2,000THB 交通費
・20,000THB 食費
・20,000THB 交際費他
・12,166THB 小学校の学費(※入学金は別途)
・8,500THB スクールバス代
・10,000THB 所得税(10%:給与が10万Bだった場合)
・750THB 社会保険料
・113,416THB 【合計】 → 394,317円
月ざっくり40万円くらいあれば、なんとかなりそうですが、現地採用の場合の給料のみでは厳しいそうです。良くて30万円前後なので、月10万円くらいは足らない計算に。日本での株式投資や不動産、アフィリエイトなど不労所得で補填しないとツライかも。
また、転職エージェントに聞いた話ですが、タイでは副業やリモートワードは導入している企業はほぼ無いらしいです。やや偏見あるかもしれないですが、その理由は副業OKにしたらタイ人は本業さぼるからだとか。国によって働き方は結構違いますね。
裏技:(マレーシアの場合)
日本人学校への入学には、長期滞在可能な就労ビザなどが必要と書きましたが、タイではなくマレーシアのコタキナバルの日本人学校であれば、就労ビザや長期滞在ビザは不要で、日本人学校に通えるそうです。
コタキナバルは小中学校あわせて生徒が10数人とかなり少人数で、つぶれてしまわないよう現地の日本人会が立ち上がり、学校側が保護者ビザを発行してくれるような動きになっているとか。お母さんと子供で親子留学のような感覚で日本からいっている方もいるようです。
※こちらのサイトで紹介されていました。
保護者ビザも取れる!マレーシアの日本人学校一覧 | あさぶろ -シンママの海外移住計画-
コタキナバル、自然豊かでよさそうですが、子供の勉強やら日々の生活環境を考えると、ちょっと踏み込めないかなとも思ったり。面白そうですが。
■アジア(バンコク)の移住情報はこちら。
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